こんにちは、「流行の疑問をすっきり解決!」パレットガールです。
新生活が始まる季節が近づいてきましたね。引っ越しの作業などに追われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
荷造りの時に、捨てようか迷うラインの本ってたくさんあったりしませんか? 話題になった本だったり、好きな本だったり、プレゼントしてもらった本だったり。特に好きな作家さんの本は悩みどころですよね。
そこで今回は、どこの家の本棚にも入っている?! 大人気作家、伊坂幸太郎さんの映画化作品をランキングしてご紹介します! 今回取り上げる作品はすべてオススメですので、伊坂作品が気になる方は要チェックです!
※以下Twitterより引用
伊坂幸太郎著「アヒルと鴨のコインロッカー」読了。読アカでは読んでて当然な雰囲気、そして傑作の呼び声高い本書をやっと読めた。目には目を毒には毒を当然と思っている私には、オチが見えた段階で涙。不条理過ぎて悔しい。イミフなタイトルに込められた意味を知った時ときたら!神様は閉じ込めておけ
— 桐ヶ谷忍@読書 (@kiligaya_sinobu) February 25, 2017
https://twitter.com/chorochoro___/status/838743138634096640
この記事の目次
映画化された伊坂幸太郎おすすめ作品 第1位 アヒルと鴨のコインロッカー
おすすめの堂々第1位は、2007年に公開された映画「アヒルと鴨のコインロッカー」です!
大学入学に合わせて仙台にやってきた椎名(役:濱田岳)は、ある日、隣人の河崎(役:瑛太)に、本屋を襲撃する計画を持ち掛けられます。
ブータンから留学しているドルジ(役:田村圭生)に広辞苑を送りたいからだと言う河崎。
「買った広辞苑ではなく、奪った広辞苑がほしいのだ。」と・・・
乗り気ではない椎名でしたが、断ることもできず、本屋襲撃に加担します。
そこから始まる物語は、いったいどこへ向かうのか?
この劇中で、濱田岳が演じる椎名がボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさむシーンがあるんですが、この映画の雰囲気にぴったりだと思います。
また、コインロッカーに「神さま」を閉じ込めるシーンがあるのですが、ポスターの「神さま、この話だけは見ないでほしい。」に込められた思いを想像すると、結末は見る側に委ねられている部分が多いではと感じます。
※以下Twitterより引用
おすすめ映画
アヒルと鴨のコインロッカー★★★ボブディランの歌声がしみるー!な伊坂幸太郎代表作。留学生に広辞苑をプレゼントするため本屋を襲撃?…というのは表面上。本当はミステリーとフラッシュバックと絡み合う人間関係の奥深い物語。原作もマスト:) ♪— 志村あにまる園 (@rfyhthy) 2017年2月17日
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映画化された伊坂幸太郎おすすめ作品 第2位 Sweet Rain 死神の精度
第2位は2008年に公開された「Sweet Rain 死神の精度」です!
死神である千葉(役:金城武)は、人間界において「死」を見定める調査部員であり、対象者である人間を1週間観察します。
その中で、対象者が「死に値する人間か」を見定め、「可」か「見送り」の裁決を下し、「可」であった場合、8日目に対象者は死亡し、「見送り」の場合、対象者が死ぬことはない。
そんな死神・千葉と、対象者である人々の人生を垣間見するお話しです。
映画では、原作の6つのストーリーから「死神の精度」、「死神と藤田」、「死神対老女」の3つのストーリーをピックアップして構成されています。
「死神の精度」
大手電機メーカーで、クレームの電話対応をする部署に配属されている藤木一恵(役:小西真奈美)が、いつも自分を指名してクレームを言う男性に困惑し、精神的に参ってしまい「死にたい」と感じているOL。
「死神と藤田」
藤田(役:光石研) は、負けることを何より恐れている中年のやくざ。
同じ組の若いやくざ、阿久津(役: 石田卓也)には、任侠を重んじ、弱きを助け強きを挫くやくざと尊敬されている。
やくざの兄貴分を殺され、そのかたき討ちを目論んでいる。
「死神対老女」
美容院を営む勘の鋭い老女(役:富司純子)。
彼女の周りでは死神の調査によって死んでいく人間が多かったためか、会ってすぐ、千葉が人間ではないことも見抜いた。
彼らには、それぞれの人生があり、それぞれの「死」がある。
「死」に値する生き方とは何なのか、考えさせられる作品です。
また、死神は「雨男」。やってくると必ず雨が降る。
見た人に、雨の日は死神が来ているのかと思わせる描写も素敵ですね。
※以下Twitterより引用
伊坂幸太郎 – 死神の精度 – https://t.co/8FTfxMfeSD #iTunes
映画は良かったが、それに加えて、小西真奈美の歌が。イメージ通りという事で。
原作→映画、映画→原作でも良いと思う。— どーじま (@doujima2009) 2016年7月3日
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映画化された伊坂幸太郎おすすめ作品 第3位 ゴールデンスランバー
第3位は、2010年に公開された「ゴールデンスランバー」です。
主人公の青柳雅春(役:堺雅人)は、ある日、親友である森田森吾(役:吉岡秀隆)に「お前、オズワルドにされるぞ。」と告げられる。
何のことだと思う青柳ではあったが、その直後に首相が暗殺され、青柳は首相殺しの犯人にされてしまっていた。
そこから、様々な人に助けられながらの逃亡生活が始まる。
知らないところで大切な人に守られている、助けられているんだと実感できる映画です。
ハラハラする逃亡劇が見ものですね。
※以下Twitterより引用
小説の映画化で一番面白いのはやっぱゴールデンスランバーやったなぁ。
堺雅人とか香川照之とかやっぱキャストが最高や。主題歌は斉藤和義のGolden Slumbersやし。
ぜひ小説も映画も見てほしい
— あ っ ち ゃ ん (@_xx_k7) 2017年2月6日
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映画化された伊坂幸太郎おすすめ作品 第4位 ポテチ
第4位は、2012年に公開された「ポテチ」です。こちらは「フィッシュストーリー」に収められた短編を映画化したもの。
空き巣で生計を立てている今村忠司(役:濱田岳)は、ある時、プロ野球選手であるの尾崎(役:阿部亮平)の家に空き巣に入ります。
同じ年、同じ日、同じ病院で生まれた今村と尾崎。
なのに二人の進む道はこんなにも違って見える。
空き巣に入った後、今村と恋人の若葉が二人で「ポテチ」を食べるシーンがあるんですが、若葉はコンソメ味を買ったのに、今村は間違って塩味を渡してしまいます。
若葉は気づかずに食べてしまいますが、「塩味もいいもんだね。間違ってもらってかえってよかった。」と言います。
その言葉に今村は涙する・・・その涙の意味とは?
同じ年、同じ日に生まれた二人・・・26年前の、神様のいたずら。
この映画は68分という、映画としては短い中に、伊坂幸太郎さんのキャラクターの魅力を存分に盛り込んだ一作です。
「ポテチ」という題名から、どんな話か想像がつかないと思いますが、最後にはほっこりできる映画と言えます。
(Youtube/シネマトゥデイより)
※以下Twitterより引用
伊坂映画の「ポテチ」観たんですが、黒澤いいわ…。ああいうピタゴラスイッチみたいなお話好きだ。
— 鳥松 (@toripochi) 2017年2月27日
@bigriver_45 KENさんの感想楽しみです(`・ω・´)笑
読んだ後に是非もう一度映画を観てみてください!
「ポテチ」は短いながらも一番再現率が高いと思います。それに、伊坂作品に出演している濱田岳さんの役で、1番のハマリ役でした!— アデリー@読書垢 (@penguindrum2) 2017年2月5日
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映画化された伊坂幸太郎おすすめ作品 第5位 フィッシュストーリー
第5位は、2009年に公開された「フィッシュストーリー」です。
1975年、1982年、1999年、2009年、2012年のそれぞれの時代に起こる出来事が、一つに繋がっている・・・
始まりは2012年。
そこから、1982年の気の弱い大学生・雅史(役:濱田岳)の「運命の人との出会い」、1999年のノストラダムスの予言で世界が終わると信じる谷口(役:石丸謙二郎)、1975年に解散した「逆鱗」というパンクバンドの最後の曲「FISH STORY」の話、2009年のシージャック事件に巻き込まれる高校生・麻美(役・多部未華子)とシージャック犯と戦うシェフ(役:森山未來)の話へと展開していく。
1975年、「逆鱗」という売れないパンクバンドの最後の曲、「FISH STORY」が、これらの時代を繋ぐ鍵となっています。
1975年から2012年までの37年間を旅するこの映画は、最後にすべて繋がってくるまでは流れが分かりにくいかもしれませんが、最後に繋がった時には爽快な気分になれますよ!
※以下Twitterより引用
「フィッシュストーリー」今更ながら観たんだけど、めっちゃいい話で笑いもあってなんていうか人間的にドラマチックで久しぶりに何回も観たい映画に自分の中でエントリ〜(◍︎ ´꒳` ◍︎)b
正義の味方さんの子供の頃の鍛え方がベストキッドでワックス掛ける、ワックス塗る地味にやってたww— ☆ねこけし★ (@necosuki3) 2017年2月27日
おすすめ映画
フィッシュストーリー★★★★時代を超え人々が1つの曲で繋がるラストは爽快!今この瞬間の、自分のちっぽけな想いとしょーもない選択が、時代を越えても、どこかの誰かとつながっている…。人生が少し楽しくなる、偶然と奇跡の物語^ ^おすすめ♪— 志村あにまる園 (@rfyhthy) 2017年2月27日
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伊坂幸太郎ファンが選ぶ! 映画化された伊坂作品ランキングベスト5〜おわりに〜
今回は、映画化された伊坂作品ランキングについてお話してきましたが、いかがでしたか?
伊坂幸太郎さんの作品に出てくる登場人物は、どれも魅力的なキャラクターが多く、随所にちりばめられた伏線と、それの回収の仕方が見る人を引き付ける作品だと思います。
また、小説をまたいで同じ登場人物が出てくるのも伊坂幸太郎さんの小説の面白いところですね。
原作を読んでから映画を見る、映画を見てから原作を読む、どちらも違った楽しみ方ができるのが、小説原作の映画のいいところだと思います。
では最後に、第1位のアヒルと鴨のコインロッカーの予告動画の紹介でこの記事の締めとさせていただきます。濱田岳さんと瑛太さんの演技に引き込まれること間違い無しです!
(Youtube/AmuseStoreより)