エコノミー症候群とは? どんな症状? 予防策についても紹介!

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こんにちは、「流行の疑問をすっきり解決!」パレットガールです。

「エコノミー症候群」って聞いたことがありますか? 地震などの災害時に車中泊をした人が発症したことから有名になりました。

※以下Twitterより引用

 

エコノミー症候群は重症だと死に至ることもあるんですね。

しかし、エコノミー症候群について知らない人も多いようです。いったいどのような症状なのでしょうか? ここから詳しく紹介していきますね。

聞いたことがないという人も多い?! エコノミー症候群って?

エコノミー症候群

「エコノミー症候群」の正式な名前は静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)と言います。

ビジネスクラス以上の乗客や長距離運転手でも発症することから「旅行者血栓症」「ロングフライト血栓症」という名前でも呼ばれています。

エコノミー症候群には2つの疾患が起こるとなってしまうんです。その2つの疾患とは何でしょうか?

深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)
肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)

これらの疾患のようです。詳しく見ていきましょう!

・深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)
足などの細い血管の中で血の塊ができて血管が詰まってしまうことで起こるんです。
症状:下肢の腫れ、下肢痛、また下肢の変色など

・肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)
心臓から肺へ血液を運ぶ時に血栓などが詰まることで起こります。

これらの主な原因は何でしょうか。

ふくらはぎの筋肉は動かすことによって心臓に血液を戻すことから「第2の心臓」とも言われています。長時間座ったままでいると、ふくらはぎを動かせず、血液を心臓に戻すことができなくなります。

血液の流れが止まると血液が固まった時の状態になり血栓ができるんです。目的地に到着して立ち上がった時に血栓が血液の中で移動し、肺などの細い血管に詰まると動悸や呼吸不全が起こってしまいます。

震災時にエコノミー症候群の人が急増?! その症例とは?

エコノミー症候群

最初に「エコノミー症候群」が注目を浴びたのは2004年の新潟県中越地震です。このときは14人が肺血栓塞栓症で搬送され、7人がなくなっています。

最近では、2016年4月14日に発生した「熊本地震」で51人が入院を必要とするエコノミー症候群で搬送されました。重症は5人いて、車中泊をしていた女性(51)が市内の病院に搬送されて亡くなったんです。

せっかく災害そのものから逃れたにもかかわらず、その後の不便な生活の中でエコノミー症候群を発症し、中には命を落とす方もいたことは非常に残念ですよね。

一般に被災地の肺血栓塞栓症は車中泊をしていた人に発症すると考えられがちですが、避難所にいた人にも血栓が見つかっています。

これは避難所でも窮屈な姿勢が長ければ、車中泊避難所と同じように血栓ができてしまうんです。また、ライフラインの被害により脱水による血液の濃縮などの影響もあるんだとか。

エコノミー症候群の治療法は? そもそも予防対策ってできるの?

エコノミー症候群

「エコノミー症候群」の治療法にはどのようなものがあるのでしょうか?

・抗凝固療法
・血栓溶解療法
・血管内治療法(IVR)

一度できてしまった血栓は自然になくならないのでこれらのような医療機関による治療が必要です。詳しく見ていきましょう。

・抗凝固療法
この治療法は症状が軽い場合に行われ、注射での投与や薬を飲む方法があるんです。副作用に、出血などがあります。

・血栓溶解療法
これは薬物を使って血栓を溶かす方法です。血栓を早く溶解させる効果がありますが、大量出血の危険性があります。

・血管内治療法(IVR)
命にかかわる緊急の場合使う方法です。これは手術によって行われます。高度な技術が必要なので、実施可能施設が限られています。

エコノミー症候群の予防法とは?

エコノミー症候群

・長時間同じ体勢を避ける
・水分をこまめにとる
・甘いものを控える
・生活習慣の改善

たくさんありますね。それぞれ見ていきましょう!

・長時間同じ体勢を避ける
できれば2時間以上、同じ体勢でいるのは避けましょう。飛行中にシートベルトをつけていると思ったように動けないですよね。そこで機内で下半身の血流を悪くしない方法をご紹介します。

1.座っていてもできるだけ足を動かす(足首や足の指も)
2.足をできるだけ高い位置に置く
3.足を組まない
4.圧着ソックスを履く
5.体を締め付ける下着、洋服は避ける
6.マッサージをする

これらがあります。ぜひやってみてください。

・水分をこまめにとる
アルコールやカフェインを含む飲み物は避けて、できるだけお水を飲むべきですね。

・甘いものを控える
血液中の糖分が多いと血栓ができやすくなるので控えるようにしましょう。

・生活習慣の改善
適度な運動をすることで血圧や血糖値が下がり、血液がさらさらになります。
そして食事もコレステロールが高くならないように注意して食べることを心がけるようにすると良いですね。

エコノミー症候群になりやすい年齢は?リスクが高い人の特徴って?

エコノミー症候群

血栓ができるリスクのある人は以下のような人です。

・40歳以上の人
・生活習慣病のある人(糖尿病、肥満症など)
・喫煙者
・背の低い人
・妊娠中・出産後の人

女性でなくても中高年以上の人や手術を受けたことのある人は血管内が傷ついている場合があるので血栓ができやすい傾向にあります。

〜おわりに〜

今回はエコノミー症候群について紹介しましたが、この症状は誰にでも起こりうることが分かりましたね。

機内などではついつい座っているだけの状態になってしまいます。しかし、水分をしっかりとってお手洗いに立ったり、マッサージをしたりなどする必要があることがありますね。

それでは最後に機内での足の動かし方の動画を見つけたので載せておきます。
(Youtube/leonjapanより)

 

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