寝起きに動悸がする原因とは? 今すぐできる対処法と合わせて解説

動悸 健康

「朝、寝起きに動悸がして辛い…」

「動悸の原因も対処法もわからなくて怖い…」

寝起きに急な動悸に見舞われると、様々な不安が頭をよぎりますよね。

動悸が起きる原因は多々ありますが、場合によっては重大な病気の可能性もあるため、早めに対処を行うことが大事です。

本記事では、寝起きに動悸が起きてしまう原因と、すぐにできる対処法を解説していきます。

深刻な問題になる前に、今できる最善の対処を行なってください。

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1.まず確認!寝起きで動悸が起きた場合の対処法

動悸が起きたら、とにかく焦らないことが大事です。

起きたときは心臓がバクバクしていると不安だと思いますが、冷静な対処を心がけましょう。

  1. 救急車を呼ぶかどうか判断する
  2. 動悸の症状が軽い場合も、後日病院に受診する

救急車を呼ぶかどうか判断する

動悸以外に胸痛などがあり危なそうだと感じる場合には、「119」に電話しすぐ救急車を呼ぶか、「#7119」に電話しましょう。

「#7119」は消防庁の「救急安心センター」の番号で、専門の医師や看護師が症状を聞き、適切な判断をしてくれます。

「救急車を呼んでいいのかわからないけど、動悸が心配」といった場合には、こちらに電話してみてください。

なお、電話で自分の症状をどのように伝えたらいいのかわからない場合は、以下の点を伝えておくと、医師も適切な対処をしてくれるはずです。

  • 動悸以外に症状はあるか、ある場合どんな症状か
  • 動悸は「ドクドク」「ドンドン」など、どんな様子か
  • どれくらいで治まるか、あるいはどれくらい続いているか
  • 直近の数ヶ月から数週間、どれくらいの頻度で動悸があったか
  • 動悸の原因に心当たりはあるか
  • 薬を飲んでいる場合、その薬の名前などを把握しておく

動悸の症状が軽い場合も、後日病院に受診する

動悸の症状が軽い場合でも、できれば病院に受診しておくことをおすすめします。

というのも、重大な病気の予兆として動悸が起きている可能性があり、違和感程度の動悸でも見過ごすのは危険だからです。

ま病院に行く際、何科に行けばいいかわからないというときは、内科もしくは循環器科に行くと良いです。

どちらもX線撮影などを行ってくれますし、原因が見当たらなければ、その後も安心して過ごすことができます。

2.寝起きに動悸が起きる原因と考えられる病気のケース

朝起きた時に動悸がすると「なにか病気なんじゃないか…」と怖くなったり、病院に行った方がいいのか不安になりますよね。

急に動悸が起こり始めた、最近頻繁に動悸が起こるといった体調の変化には、いくつか原因が考えられます。

それぞれの動悸にどんな原因があるのか、順番に見ていきましょう。

「ドクドク」と鼓動の速い動悸

心拍が速い動悸の場合は、少し注意が必要です。

すぐにおさまるなら問題はありませんが、数分〜数時間続くということがある場合、要注意です。

めまいや息切れ、胸痛、息苦しさといった症状がある場合は、すぐに病院へ行くことをおすすめします。

特に胸痛が伴う場合は、「急性心筋梗塞」の可能性があり、命に関わる場合もあります

ただ、今この記事を見ている方の多くは、上記のような重症でないケースが多いと思います。

では、それ以外の重症でない動悸はどんな原因があるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

動悸の原因1.不整脈

動悸の原因の1つとして、脈が速くなったり不規則になったりする不整脈があげられます。

不整脈は高血圧により生じ、食生活などの生活習慣を改善することで改善することが多いです。

目眩や胸痛、気分が悪いといった動悸以外の症状がなければ、慌てなくても大丈夫です。

一時的なものであれば、まぶたの上を押さえたり、息を止めたりすると治まることがあります。

症状が長く続く場合には、循環器科などを受診しましょう。

動悸の原因2.ホルモンバランスの乱れ

更年期障害や生理などで、ホルモンバランスが乱れている時にも動悸は見られます。

心臓や血管などに問題がなくても、症状として動悸が表れるということですね。

動悸以外に体のだるさや発汗、ほてりなどが伴い、精神的に不安定になることもあります。

ホルモンバランスが乱れる病気なども存在しますので、動悸を含め症状が重い、長く続くというときは、産婦人科などを受診しましょう。

動悸の原因3.アルコール中毒や脱水症状

アルコール中毒や脱水症状によっても動悸が起こることがあります。

前日にお酒を飲んでいてアルコールが残っている場合は、寝起きに動悸が起こることもあるようです。

アルコールの摂取により体から水分がなくなり、脱水症状に近い状態であることも原因だと考えられます。

まずは水分や糖分をしっかり摂り、アルコールが抜けるのを待てば、症状は改善します。

「ドンドン」と鼓動が大きく感じる動悸

心拍が大きく感じる、心臓の音が耳元で聞こえる気がするような場合は、精神的なものが原因の可能性が高いです。

どのような原因があるのか、1つずつ見ていきましょう。

動悸の原因4.自律神経の乱れ

拍動が大きく感じるような動悸の場合、自律神経の乱れが原因の可能性が高いです。

交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、交感神経のはたらきが強くなっていると、動悸が起こります。

この場合、動悸の他に頭痛や不眠、倦怠感などが見られ、ストレスが原因であることが多いです。

一時的なストレスなら良いのですが、仕事などで長期に渡りストレスを受けている場合には注意が必要です。

放っておくと、うつ病などに発展する可能性もあるため、心療内科の受診や、休職・転職を考えましょう。

動悸の原因5.パニック障害

パニック障害は、不安障害や強迫性障害が原因となる心の病気です。

寝起きであれば、学校や職場での人間関係への不安や、人前に出ることへの恐怖などがきっかけの可能性があります。

動悸の他に、とても強い不安、目眩、息苦しさなどの症状が表れ、数十分続きます。

特に、とても強い不安や恐怖が表れるため、動悸の原因が体の不調でないことがわかりやすいです。

もしもこうした症状が出た場合は焦らず、楽な姿勢でゆっくり呼吸をして、落ち着くのを待ちましょう。

落ち着いたら、なるべく早く心療内科などを受診しに行きましょう。

「グッ」と胸が詰まる感覚がする動悸

胸が詰まるような動悸の場合、以下のような原因が考えられます。

こちらも、動悸以外の症状がある場合には、医療機関を受診しましょう。

動悸の原因6.期外収縮

この「グッ」と胸が詰まるような感覚は「期外収縮」と呼ばれ、健康な人にも起こる現象です。

こちらも自律神経の乱れが原因で、ストレスや睡眠不足、疲労、アルコールやカフェインの摂りすぎにより生じます。

他の動悸と同様、目眩や胸痛、息苦しさなど、動悸以外の症状が見られない場合、心配はいりません。

その他の原因

その他、動悸の原因となるものをまとめました。

こちらも、他の原因と同様、動悸以外の症状に注意してください。

5つありますので、順番に見ていきましょう。

動悸の原因7.動悸そのものによるストレス

他の動悸にも言えることですが、動悸を不安に思いすぎると、それがストレスになります。

すると動悸が悪化し、さらに不安になりストレスがかかる、という悪循環に陥ることも。

不安なまま生活を送るよりは、思い切って病院を受診したほうが、精神的にも良いですね。

こうしたストレスが原因の場合、病院で異常がないとわかるだけでも動悸が治まることも多いです。

動悸の原因8.貧血

立ちくらみなどの脳貧血ではなく、慢性的な貧血で動悸が見られます。

貧血の場合、動悸の他に頭痛や冷え、目眩や立ちくらみといった症状が見られます。

また貧血は、鉄分やビタミンB12の不足以外に、臓器の異常などによっても起こります。

食生活に問題がないのに貧血だという場合には、一度内科などの受診をしたほうが良いでしょう。

動悸の原因9.アレルギーや薬の副作用

動悸は、アレルギーや薬の副作用によっても起こります。

アレルギーは今まで大丈夫だったものでも起こったり、大人になってから発症することも少なくありません。

動悸の他に、痒みや吐き気、血の気がないなどアレルギー症状があれば、検査を受けることをおすすめします。

薬の副作用ではほとんどの場合、処方箋や、薬を買ったときに付いている説明書に記載があります。

もし何か薬を飲んでいる場合は、それらの文書を確認してみてください。

薬の副作用である場合、薬と説明書を持って内科などを受診しましょう。

動悸の原因10.エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群(肺塞栓症)は、動作が少なく、長時間同じ姿勢で、下半身が圧迫されていると起こります。

バスや飛行機での移動、デスクワーク、立ち仕事などで起こりやすいです。

特に肺の毛細血管が詰まりやすく、動悸の他に足のむくみや息苦しさ、胸痛が見られます。

バスなどの運転手、ライン作業や接客などの立ち仕事、事務作業といった仕事をしている人は注意してください。

不整脈と間違えやすいので、動悸以外の症状がある場合には、迷わず循環器科などを受診しましょう。

動悸の原因11.低血糖症

低血糖症は、主に糖尿病を治療中の方に起こります。

インスリンの投与量が多かったり、空腹時でインスリンの作用が強く出たりすることが原因です。

この場合、放置すると大変危険な状態になりますので、速やかにかかりつけの病院へ行きましょう。

糖尿病でない方は、まず心配ありませんのでご安心ください。

3.日常的にできる動悸の改善方法【根本的に解決】

たとえ気にならない程度の動悸だとしても、その場しのぎで放置せずに、まずは内科で診察を受けてみてください。

病院で心電図を取るだけでも、体に異変がないか確認できて安心です

ただし、当然ですが病院に行けば全て解決するわけではありません。何より大切なことは、体に負担をかけない毎日を送ることです。

ここからは、動悸を根本的に改善するために心がけたいポイントを3つ紹介するので、できることから生活に取り入れてみてください。

どれも当たり前かもしれませんが、意外にできていないことも多いと思いますので、よく確認しておいてくださいね。

ポイント1.食生活を見直す

バランスの良い食生活は、動悸の改善でも非常に大事です。

たとえば、油の多い食事や偏食ばかりしていると、心臓の周りの血管に障害が起こり、動悸に繋がる可能性があります

また、コーヒーを多く飲む人も注意が必要です。コーヒーに含まれるカフェインは、交感神経を強く刺激して、動悸を引き起こす原因になることがあります。

食生活を見直すだけでも、動悸を改善することはできますので、できる限り体に負担をかけすぎない食事を心がけましょう。

以下に、動悸が激しい人が抑えておきたいポイントを一覧でまとめたので、次の食事から試してみてください。

1日のエネルギー摂取量を守ること暴飲・暴食は心臓病に繋がる原因となり、動悸を引き起こしやすくする
深夜の食事は避けること深夜に食事を取ったり、お酒を飲むのは、心臓に負担をかけてしまう
鉄分をきちんと取ること貧血は動悸やめまいに繋がるので、イワシやマグロなどの動物食品を食事に取り入れる
食物繊維を食事に取り入れること不要な脂肪・塩分を排出してくれるので、食物繊維も食事で摂取する
カフェインを取りすぎないこと交感神経を刺激する飲み物は動悸の原因になりやすいので、注意する

ポイント2.生活習慣を見直す

動悸が気になる人は、自身の生活習慣も見直してみてほしいです。

生活習慣が悪く、自律神経が乱れている人は、動悸を引き起こしやすい体になっている可能性があります。

たとえば、夜寝る時間が不規則だったり、寝る直前までスマホを確認していたり

他にも、入浴をシャワーだけで済ませているなど、交感神経を落ち着かせる時間が極端に少ない人は注意が必要です。

自律神経の乱れが続くと、激しい動悸やめまい、さらには「うつ病」を招く危険があるので、できる限りリズムの良い生活を心がけてみてください。

『ついやってしまう』自律神経を乱してしまう行動

  • 寝る前に布団に入ってスマホを見続ける
  • お風呂をシャワーだけで済ませる
  • 休日に昼過ぎまで寝ている
  • エナジードリンクを大量に飲んでいる
  • 体を動かす機会がほとんどない

ポイント3.働き方を見直す

仕事のストレスが原因で動悸が引き起こされるケースも多いので、働き方を見直すことも大切です。

たとえば満員電車に乗るストレスを抱えているならば、会社の近くに引っ越すだけでも、毎日の負担がグッと少なくなります。

人間関係が合わないならば、部署移動を願い出るのも効果的です。場合によっては会社をやめることも、自分を守るためには立派な行動と言えます

仕事のストレスは、自分から変えようとしなければ、いつまでたっても消えることがありません。

我慢して働き続けなければならない理由は何一つありませんので、自分の体を第一に考えた働き方をするようにしてください。

■ 辞めたいけど辞められずに悩んでいるなら・・

「もう会社に行きたくない。でも、自分から辞めると伝えられない」

こんな状況で身動きが取れずにいるのなら、退職代行サービスを使うのがおすすめです。

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そのため、会社を辞めるにあたり、一切会社に出向く必要がありません。

精神的に追い込まれているならば、救いになるサービスだと思います。体に異変が起こる前に、早めに行動を起こしてください。

4.仕事のストレスが原因なら早めに転職活動を始めよう

動悸の原因として仕事のストレスが思いあたるならば、そのまま放置しておくのは危険です。

なぜなら、仕事のストレスは「うつ病」を引き起こす可能性があるからです。

うつ病は、脳の働きに何らかの問題が起きる病気であり、こころや体に様々な障害を引き起こします。

寝起きに動悸が起きるのは、「うつ病の初期症状」である可能性も決してゼロとは言えません。

うつ病の症状
こころに起きる症状体に起きる症状
・抑うつ気分
・不安・あせり
・遠くへ行きたい・消えてしまいたい
・興味または喜びの喪失
・意欲の低下・おっくう感
・自分を責める
・会話や本などの内容が頭に入ってこない
・睡眠障害
・食欲の減退
・疲労感、 倦怠感
・動悸、息苦しさ苦しさ、口が渇くなど
・からだの重さや痛み

引用:うつ病こころとからだ

うつ病の症状が深刻になれば、薬の投与が必要になり、仕事を続けることさえ難しくなります。

そんなことになる前に、早めに別の会社を探しておくことが大事です。

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5.寝起きの動悸に関する疑問点と回答

寝起きの動悸に関する疑問点に回答していきます。

※疑問点については、随時更新して増やしております。

Q1.寝起きの体温って動悸と関係あるの?

寝起きの動機と体温は関係しません。

寝ているときには体温が下がるので、寝起きに体温を測ると低いのが正常です。

しかし、寝起きにもかかわらず体温が下がっていない場合は、体調が悪いサインだと言えます。

また、起きてしばらくたつと体温が上がってくるんですが、体温が上がらない場合があります。

この症状は低体温症と呼ばれるものです。

まとめ

寝起きに動悸があると不安になりますが、そんな時こそ焦らず対処することが大事です。

胸が苦しかったり、明らかにいつもと違う状態ならば、「119」に電話してすぐに救急車を呼んでください。

「救急車を呼ぶまでもないけど、不安がある」という状態ならば、「#7119」に電話しましょう。

「#7119」は消防庁の「救急安心センター」の番号です。専門の医師や看護師が症状を聞き、適切な判断をしてくれます。

軽い動悸でも見過ごさず、不安な場合はお医者さんの意見を聞いて、適切な処置を行なってください。

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