あなたの身の回りに「怒らない人」はいませんか?
どんなに理不尽な事をされても、どんなに裏切られても怒らない人。
どうしてなのでしょう。
約束を破られても何も感じていないのかとすごく不思議ですよね。
しかし、「怒らない人」には別に感情がないわけではありません。
私達とは物事の捉え方が違うのです。
今回はそんな「怒らない人」の特徴や「怒らない人」のメリットなどをまとめました。
この記事の目次
怒らない人は無関心?怒らない人の特徴5つ

怒らない人とはどのような人なのでしょうか?
一見周りの人に対して無関心なようにも感じる怒らない人、本当にそうなのでしょうか。
特徴1.人のことを悪く言わない
怒らない人は、基本的に人との争いごとを好みません。
そのため、人のことを悪くいう事はないという特徴があります。
どんなに意見の合わない人に対してもその人のことを悪くいう事をせず、言っていることを理解をしようとするのです。
特徴2.ポジティブで笑顔でいることが多い
たとえ少しイライラすることがあったとしても、笑顔でいることが多いのも、怒らない人の特徴の一つです。
怒った顔と言うのは周りの人に伝染します。
それにより空気が悪くなりさらに自分も怒ってしまうという悪循環が起こることがあるのです。
怒らない人というのは、その悪循環を自ら断ち切るように笑顔でいることが多いのです。
特徴3.ちょっとしたことでイライラしない
怒らない人というのは、言い方を変えれば穏やかな人だとも言えます。
穏やかな人はちょっとしたことでイライラすることはありません。
気持ちが穏やかであれば、他人から何か言われたとしても、ある程度のものは受け入れることができるのです。
特徴4.周囲から好かれている
怒らない人と言うのは常にニコニコしているため、周囲の人が非常に気分よく過ごせます。
そのため周りの人から好かれる傾向にあります。
そしてその周りの人が、その人のことを思いやるため、イライラするような対応をされることがなくなるという、よい循環が生まれます。
特徴5.気遣いが上手い
自分に対して気をつかってもらって悪い気分になる人はいません。
怒らない人は、気遣いがうまいため周囲の人を良い気分にさせることができます。
すると周囲の人もその人に対して気を遣うようになり、怒らなければならないような事態を避けることができるのです。
怒らない人の心理あるある5つ

では怒らない人はどのような心理状態にあるのでしょうか。
怒りやすい人とはどのように違うのでしょうか。
怒らない人に特徴的な心理を挙げてみます。
みなさんは幾つ当てはまりますか?
心理1.怒らない人は周りに期待をしていない
周りに期待していると、周囲がその期待通りの動きをしなかった場合「なんでこの程度のことも」とイライラしてしまいます。
一方期待していない場合は、イライラする要素はありません。
ちょっと自分の事を助けてくれただけでも、感謝の気持ちをもって人と接することができるのです。
心理2.怒らない人は楽観的
怒らない人はどこか「なんとかなる」という楽観的な気持ちで物事をとらえている傾向が多いです。
何かトラブルが起こったとしてもそれに対して怒るのではなく、「こういうこともあるよね」とその事実を楽しむことができます。
怒らない人は、毎日楽しい事ばかりではない事や、何も間違いを起こさない機械のように完璧な人間はいないと知っているのです。
心理3.怒らない人は怒ることが面倒
一方で、怒ることが面倒だから怒らないという人もいると思います。
怒るというのは非常にエネルギーの必要な行為です。
怒った後にはどっと疲れてしまうということが分かっているので、そこまでの浪費をして怒るまでもないと思っているのです。
心理4.怒らない人は怒り方が分からない
とはいえ、ただただ怒り方が分からないという人もいます。
怒るという感情をいままで表に出したことがなく、常に胸の中にしまってきた人。
そんな人は、いざ怒る場面に出会ってもどのように表現したらよいのか分からなくなってしまうのです。
心理5.怒らない人は心に余裕がある
怒らない人というのは、おおむね心に余裕がある人が多いです。
通常であればイライラするような事柄に出会った時、怒らず冷静に、どのように決したらよいかというのを考えるというのは非常に難しいことです。
心に余裕がなくては出来ないことですよね。
『怒らない人が怒ると怖い』は本当?

怒らない人に対して巷でよく『怒らない人が怒ると怖い』と言われていますが、これは本当なのでしょうか。
これは本当です。
というのも、怒るという感情は衝動的なものです。
基本的に私達は「怒ると周りに迷惑がかかる」や「怒ってもしょうがない」というような、さまざまな理由から怒りの感情を押し殺して、表現する感情をコントロールしています。
しかしこのコントロールがうまく行かなくなった状態というのが「怒らない人が怒る」という状態です。
通常の人より怒るという感情を上手くコントロールしている分、怒ると豹変してしまう可能性があるのです。
怒らない人になることは出来るのか?

怒らない人になることは、ズバリ、できます。
周囲に期待をし過ぎず感謝の気持ちをもって接しましょう。
また怒ってしまいそうになったら深呼吸をして冷静さを取り戻すことを意識しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
些細なことで怒る人もいますが、イライラしても結局はなんの解決にもならないことが非常に多いです。
むしろ怒らず冷静になり、どのようにこの問題を解決したら現状を解決できるかを考えたほうが良い場合もあります。
そのことが私たちの成長にもつながります。
このような状況を冷静に見極める力、心の広さや他人に対する感謝を持ち、私たちも怒らない人を目指していきましょう。