既婚者に好意を抱いたり、既婚者から好意を抱かれましたね。
頭では「ダメだ!」と分かっていても、心が動きますよね。
本当の自分が、どうしたくて、どうすれば良いかを考えるのは難しいです。
そこで今回は、既婚者に告白する人の心理や、告白された既婚者の気持ち、そしてアンケートで聞いてみた体験談をお伝えします。
あなたの次の一歩のお手伝いが出来たら嬉しいです!
この記事の目次
1. そもそも既婚者に告白するのってアリ?ナシ?

既婚者に告白するのは、あなたの自由です。
誰しもが幸せになりたいと思っています。
幸せになるために一生懸命努力している人がほとんどです。
しかし自分の人生の中で、楽しいと思うこと全てが健全なものとは限りません。
これはいけないものとわかっていても、感情を抑えきれずに行動に移してしまうこともあります。
その暴走してしまう感情は、人によって様々です。
その中でよくあるのは、恋愛に関してです。
人間の中で唯一、理性を失いやすいと言われているのが恋愛なのです。
ただ、その恋愛の中でもタブーとされているのが、不倫です。
日本では、一夫一妻制なので、一人としか結婚はできません。
恋愛で、もし多くの方と付き合ったとしても法的には罰されることありませんが、結婚後もしくは婚約後は、他の人と付き合うことは処罰される可能性があります。
ですから、 既婚者に告白をしてしまうのは非常にリスクを伴います。
通常では、既婚者に告白してしまうことは、マナー違反と言えるでしょう。
ただし、法的にも既婚者に自分の思いを伝えるだけならギリギリ許される部分はありますが、その後の関係も考えての告白であれば、法に触れる可能性があります。
しかし、人間の感情の中でハラハラドキドキを体験したいという欲求があるために、自分からリスクを犯して、生きている実感を味わいたいと願ってしまう生き物なのかもしれません。
2. 既婚者に告白する人の心理

既婚者に積極的に告白してしまう人は、理論的に物を考えることよりも、その場の感覚を大切にする人が多いです。
しかしすべての人に、当てはまるわけではありません。
直感を大切にして生きている人であっても、しっかりとマナーを守る方もいます。
その一部では、感情の赴くままに、今日を楽しみたいと思って生きている方もいるのです。
そのような性格の持ち主は、既婚者に告白する可能性が高いです。
2-1. 告白した人が男性の場合
男性が女性に告白してしまう場合の多くは、女性の魅力と強さに男性が惹かれてしまっています。
既婚女性の魅力に惹かれて、付いて行きたいと男性側が思っているのです。
恋の始まりも、既婚者の女性の方が遊びとして付き合っていることが多いので後はトラブルになりやすいです。
既婚女性は遊びのつもりでも、告白した男性の方は結婚を前提に付き合っていることが多くのめり込みやすいのです。
2-2. 告白した人が女性の場合
告白する女性の中には、「本当に既婚者を愛していて、奪いたい」と思っているタイプと、「既婚者を奪うことを楽しんでいる」タイプの二つにがいます。
どちらにしても、モラル上良くないことですし、賞賛されることはありません。
しかし周りに敵が増えれば増えるほど、二人の恋愛が盛り上がってしまうことが非常に厄介なことです。
3. 既婚者から告白された人の気持ち

既婚者から告白された人は、「どうしていいか分からない時」と「気持ちが決まっている時」二つに大きく分かれます。
付き合っている関係の深さにもよりますが、3つのタイプによって行動パターンが大きく変わってくるでしょう。
3-1. 「迷惑だ!やめてくれ!」と思う派
告白された人の大半は、やめてほしいと思うはずです。
恋愛に100%関わっているのであれば、理性を失って良い判断ができないこともありますが、もしそうでなければ、自分の感情よりも世間体を最初に気にするのが人間の心理です。
人間は無意識に人にどう思われるかを意識しています。
ですから、面倒なことに巻き込まれたくないと思いこの関係を早く断ち切りたいと思うのです。
二人の関係によって、どちらが悪いというのはなかなか言えませんが、迷惑と思う人が圧倒的に多いです。
3-2. 「嬉しい。けど無理だよ」
次に多いのがこのパターンです。
世間体を気にしているのは、最初のパターンと同じ考えです。
しかし、告白している相手に敬意を払いながらも断っているのが今回のパターンです。
やはり告白というのは、勇気のあることでありなかなかできることではありません。
その感情を、弄ぶようなことは人としていけません。
既婚者の方が、告白してくることがモラルに反しますが場合によっては、理解できることもあります。
しかしその思いに応えることができないと思った時、上手な断り方として、今回のパターンがあります。
3-3. 「じゃあ、いくとこまで行く?」
既婚者に告白をされて、このような反応をする方はあまりないと思います。
しかし、このような発言をする人は、かなり深い仲になっていて、決心も決まっていることが多いです。
既婚者の悩みに答える場合もありますし、単純に恋愛対象として考えてる場合もあります。
恋愛ひとつでも色々なパターンがありますからはっきりとは言えませんが、何かしらの理由を
二人が抱えていることがほとんどです。
恋愛をするにあたって大部分は理由があり、その理由で人の感情が動かされるのです。
4. 法律から見た、告白の危険性

恋愛は基本的に自由なので、恋愛期間であれば、法が干渉することはあまり多くはありません。
恋愛で一方が振られて泣いていても、一般的な恋愛であれば罪には問えないのです。
しかし、場合によっては訴えられる可能性もあります。
それは、既婚者が関わっている場合です。
日本は一夫多妻制ですから、夫婦関係を崩壊させるような要因は法に触れる可能性があります。
どのような場合なのかを次に紹介して行きたいと思います。
4-1. 告白自体は違法ではない
告白することは自由であり、法に問われることはありません。
既婚者に対して、 好きだという感情は誰しもあることです。
例えば、好きな芸能人が既婚者であっても、好きという気持ちを伝えることは決して悪いことではありませんし、そのようなファンが実際にいるでしょう。
それを全て、罰していては通常の業務が円滑に進みません。
ですから、既婚者に対して感情を抱いたり、自分の思いを伝えたりするのは、法に触れることはありませんし、自由です。
4-2. 告白以上のコトは慰謝料を取られる可能性がある
既婚者に告白すること自体は、問題はありません。
問題なのは、告白された後、行動に移してしまうことが問題なのです。
例えば、現在のパートナーと恋愛をしてるときと、同じような行動を取った時触れる可能性が非常に高いです。
デートや手を繋ぐこと、場合によってはそれ以上の関係を持った場合慰謝料請求された時に、二人の親密な関係不具合によって賠償額は高くなるでしょう。
もちろんその場合には、証拠が必要で、二人が言い逃れができない写真や 音声などの記録物が残っていれば、慰謝料を取られる可能性が高いです。
しかし、 食事や手を握っただけでは、言い逃れはできてしまうので確実な証拠にならないことがあります。
相手が「その日は具合が悪かったから、手を取って支えてあげた」「ふたりは昔から知り合いで、偶然出会い、食事を取った」など、色々言い訳は出来るのです。
しかし、仮に慰謝料が請求されることはなくても、疑う行為があれば後味は非常に悪いですから、これから良い関係を築くことはどちらも難しくなるでしょう。
5. 既婚者に告白した・された体験談

5-1. 既婚者に告白した人のリアルな話
20代(当時20代)|女性|会社員
私は26歳の会社員です。
私は2年前、会社の先輩に告白をしました。その先輩は店長という役職で私の5個上でした。
仕事が出来て、頼りになりとても優しい人。
惚れやすいタイプの私はどんどん惹かれていきました。
ですがその先輩は既に結婚していました。
しかし、子供はまだいないとの事。
子供がいないという事が大きかったのですよね。
ご飯いきましょーよ!っと甘えて、
飲みに誘いました。
余裕でオッケーしてくれました。
酔った勢いで、告白をしました。
私の気持ちはいちを本気だったのですが、既婚者というのは充分に理解しているので、「家庭を壊してやろう、奪ってやろう」とは思いませんでした。
向こうも不倫はいけない事、バレたらとんでもない事になるということを分かっているので、私の告白には
出来るだけ触れないように。
好きと言っても「ありがとう」のような受け答えでした。
その後、月1程度で飲みに行くようになりました。そのたびに体の関係があります。
それで充分に満たされてしまったのですよね。
セフレなんて本当は嫌なのですけど、既婚者だから仕方ない。
それ以外の方法でこんなに彼の近くにいれる方法はないですよね。
悲しいですけど。
今ももちろん好きだし、離れるつもりはないですが、この先その相手が離婚して、私と再婚をするという事も無さそうなので、そろそろ割り切らなければとは思います。
会社での関係もあるので、絶縁は難しいと思うのでズルズルといってしまいそうなのが怖いです
40代(当時20代)|女性|会社員
転職先の会社のはじめての朝礼でその人が話しているのを見て一目惚れでした。
容姿、声や話し方、雰囲気などがすべて好みで恋に落ちてしまいました。
その当時はまだ私も20代で、それほど世間一般的な倫理観を重視しておらず、自分の気持ちを伝えたい、という思いがとても強かったです。
また、自分もその当時離婚後1人で小さな子供を育てており、もしお付き合いをするとしても家庭を壊すつもりもなく、気持ちを伝えてもし受け入れてもらえるなら少しだけ一緒の時間をとってもらえれば…と思っていました。
その人とは2年半ほどお付き合いしました。
OKをもらった後、2、3ヶ月はこちらの想いが強すぎて重くなったようで遠ざかったこともありましたが、だったら、別れてちょうどその時アプローチしてくれた独身男性の方とお付き合いしようかな…と思い切った途端に、やっぱり別れたくないと言われ、その後2年半は、私が別れを切り出すまではずっと大切にしてくれました。
付き合ってすぐから、週の半分くらいはこちらに泊まるようになり、家の方は大丈夫なのかと心配でしたが、普段から夜中まで仕事をしており家が片道2時間半くらいかかるためしょっちゅうカプセルホテルに泊まっていたようで、最初はそれで誤魔化していたようです。
ただ、付き合って半年くらいした時に、私へのメールを間違って奥さんにメールしてしまい、その場は誤魔化したものの、結局奥さんが彼の携帯のロックをなんと勘で破ってメールのやりとりを確認し、直接私へ別れるようメールしてくる事態になりました。
ただ、彼からは奥さんの話をよく聞いており、とても聡明で素敵な人で、奥さんのことを尊敬している、ということも聞いていたので「彼は本当に奥さんのことを好きで尊敬しているので、そのうち必ず奥さんのところへ帰るので、今だけ少しの間私に時間をくれませんか」という今考えるととんでもない内容のメールをしたらなんと奥さんも納得(決して納得したわけではないのでしょうが…)してその後2年に及ぶ交際を黙認してくれていました。
最終的には、お互いのことを考えもうそろそろ別れなければ、と私が別れを切り出して別れましたが、今でも奥さんと幸せでいてほしいな、と時々思い出します。
60代(当時30代)|男性|自営業
告白した理由は見た目がとても綺麗だったので出来れば付き合ってみたいと思って声を掛けました。
何回か飲みに行きましたがその間もずーとアタックをし続けて何となく振り向いてくれた様な、唯旦那さんも子供もいると言って、かなり葛藤していたと思います。
勿論年上で当時は憧れていたので何とか付き合ってみたいと言う欲求が強く心の中の中では大チャンスと思っていました。
絶対何とかしてみたい、付き合ってみたい、他の事は目に入りませんでした。
2か月程経って2人で飲みに行きました。
この日もアタック在るのみでしたが、返事は「こんなおばさんで良いのか」とか子供の話や旦那の話ばかりでした。
しかし、2人で飲みに来ているという事は脈ありだと思い告白在るのみでした。
この日の帰りに肉体関係を迫ってみました。返事はOKです。
次の日から昼間、旦那さんや子供が学校や会社に行っている間に逢う様になっていました。
一度関係を持つとその為だけに逢う様になって行き、朝の9時頃から一緒にいる事も在り、彼女の旦那さんに気付かれない事へのスリルも魅力で、彼女は相当努力をしていたのだと思います。
暫くこの関係が続くと彼女から結婚の話が出て来たのです。
旦那と子供は置いて出て来ると言いだして来ました、若さで行ってしまったのでこの頃は満足していて気持ちより体だけが目的になっていたので当然無理である事を伝えました。
この話をする様になってから何となく逢う回数も減って行きました。結婚はちょっと重すぎました。
5-2. 既婚者から告白された人のリアルな気持ち
20代(当時20代)|女性|会社員
もともと好きだったけど、既婚者と知っていたので告白されることはありえないと思っていました。
ベッドの上で告白というより私の次の彼氏ができるまでという理由でいっしょにいれることになり、初めは気が動転していたけど、やっぱりいっしょにいれることは嬉しいし、楽しい時間を過ごせる相手だと思っていたし奥さんには申し訳ないけどあっちもただの暇つぶしだろうから、私が彼氏できたらさくっと終わりにしようという気持ちでした。初めは。
デートを何度か重ねて、最初は罪悪感もあるしでも会いたいしという気持ちでした。
会うと好きな気持ちが止まらなくて夏から結局4ヶ月ほど続いています。
旅行にも行きました。
相手が元々放任な感じなので、奥さんがどうしてるかは、全くわかりませんが、恐らくバレた上か、全くわからないようにしてくれているのだと思います。
自然と家族については、タブーにしています。
2人の時は、ふたりの時間を大事にしてくれてるんだと思います。
何度もこんなことは良くない、やめなきゃと思うのですが、お互い好きなので月日が経つにつれて、2人の想いが通じあい、愛も深まっていて、なかなかやめられません。
相手は離婚なんか絶対してくれないし、私もそんなことは望んでいないですが、不毛さに悲しくなってはきます。
でも大好きで居心地よくて落ち着く場所になってしまったのです。
始めは、利用してやるという気持ちでしたが今では入れる間は一緒に過ごしたいと考えています。
ただ私の未来もあるので婚活にも目を向けて頑張らなくてはいけないと思っています
30代(当時30代)|女性|会社員
同じ職場で同期入社したIさんに告白されてしまいました。
あまり仕事ができるタイプではないけれど優しくて思いやりのあるIさんはどこか放っておけないタイプの人でいろいろと世話を焼いていました。
年齢が近いこともあり仕事のことからお互いの過程の愚痴まで話す仲になりました。
そのうち仕事帰りに一緒に飲みに行くようになりました。
そして、ある時のみに行った帰りに「好きになってしまった。」と告白をされました。
私も相手も既婚者でかなり戸惑いましたが、どこかで彼に好意を持たれていることが分かっていましたし、私も彼のことが好きだったので嬉しかったです。
Iさんからの告白は、自分にとって意外なようでわかっていたことのようでもありました。
告白をOKしてからはいわゆるダブル不倫の関係になっています。
ですが、実はまだ体の関係はできていません。だから、厳密にいうと不倫ではないのかもしれません。
お互いに好きだということを認め合い、体の触れ合いは抱き合うくらいです。
二人とも配偶者には愛情は残っていませんが子供に対する申し訳なさがあり、そこから一歩踏み出せないでいます。
また、あまり積極的ではないタイプのIさんから強引に体の関係を結ぼうとするのは難しいことなのかもしれません。
ですが、体の関係を結ぶともう後に戻れない気もするので私からも積極的にはでれません。
困っているのは同じ職場なので、そういう雰囲気をださないようにすることです。
たまに取引先の人から「夫婦かと思ってた。」と言われるので、もしかしたら甘い雰囲気をだしてしまっているのかもしれません。
正直、職場の同僚にばれてしまっている気もします。
40代(当時30代)|女性|専業主婦
趣味のネット上のサークル活動をしていた時、年下の子と意気投合して話をする時がありました。
顔は知らないけど、肉体労働していて、一生懸命働いていて愚痴や相談を受けていましたが、私は親のような気持ちで応援していました。
しかし、相手は私に対して恋愛感情を抱いたみたいで、「好きになったみたい、逢いたい」と言われました。
正直嬉しかったですが、相手が10も年下の人だったので、私はそういう気持ちは無かったのでお断りしました。
その後も、お互いに連絡は取り合っていて相変わらず相談を受けたり、奥さんの愚痴や仕事で大変な話、子育ての悩みを聞いたり、私もアドバイスしたり、適度な距離をとりつつも、私の悩みも聞いてもらったりしたりしていました。
やはり私は親みたいな気持ちで接していましたが、また「好きだ」と告白されて、「逢いたい」と言われました。
年下で可愛いなとは思いましたし会ってみたい気もしましたが、まだ相手が経験が浅いだけに、私に対して理想の女性像を見ているだけで、会ってもない年上の女性に恋愛感情を持つのもなんだか可哀想で、かといって私も逢ってしまうと案外オバさんで「そんなに綺麗でもないと思われたら?」と、相手を幻滅させてしまう可能性もあり、自分自身そう思われたら嫌だな…傷つきたくないと思ったのもあり、やはり会うことはお断りしました。
それからは、お互い何となく気まずくなり、そのまま疎遠になりました。
疎遠になったのと同時に、そのサークルは退会しました。
まとめ
既婚者との恋愛をテーマにしたドラマは多々あります。
このような恋愛を楽しんでみたいと思っている方もいらっしゃいますが、ほとんどの場合はうまくいかないことが多く、今の幸せを崩壊させてしまうことも多いです。
ただし、「それでも…!」と思う場合は、あなたの恋愛を占ってみてはいかがでしょうか?