エスやエムという表現がありますが、そもそもマゾやサドという表現にはどのような意味があるのでしょうか。
そもそも自分がどちらなのかよくわからないと感じる人もいるかもしれません。
日常生活をしているとそこまで気にすることもないですし、いざ自分がどちらかと言われてもどちらでもない、と感じる人もいるのではないでしょうか。
あるいは、もしかしたら自分はマゾだと思っていても、認めたくないこともあるかもしれませんね。
それならば、マゾというのは一体なんなのでしょうか。
ここではマゾという表現について詳しく紹介していきます。
この記事の目次
1. マゾ(マゾヒスト)とは
そもそもマゾというのは一体なんなのでしょうか。
なんだか少女漫画などでは男性からきつい言葉を言われて喜んだり、男性から束縛されて快感を得たり、という女性を思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかし、マゾというのはそればかりでは無いのです。
少女漫画などではマゾの女の子とサドの男の子の関係などがよく描かれますが、こればかりがマゾというわけではありません。
1-1. マゾヒストの意味
マゾというのはマゾヒストの逆で、それはマゾヒズムの傾向を持つ人という意味になります。
一般的にマゾヒズムというのは被虐性欲を持つと言われており、肉体的あるいは精神的苦痛を与えられたり、羞恥心や屈辱感を誘導されることで性的快感を味わったり、ということになります。
これは性的嗜好の1つであり、極端な場合は精神疾患とみなされることもあります。
例えば、男性から自分の所有物のように扱われて快感を感じる、なんだかペットのように扱われたら嬉しい、という場合はマゾヒストだと言えるかもしれません。
1-2. マゾヒストの語源はオーストリアの作家「マゾッホ」
マゾヒストという表現は「毛皮を着たビーナス」などで有名なオーストリアの作家、ザッヘル・マゾッホの名前から来ています。
そして1886年、ドイツそしてオーストリアの医学者、精神科医であるクラフト・エビングが著書「性の心理学」の中でマゾヒズムの概念を述べています。
最初は性的な嗜好として定義されていましたが、被虐的な傾向一般がマゾヒズムと呼ばれるようになりました。
性的指向の場合、「性的マゾヒズム」と言われることもあります。
1-3. マゾヒストの反対は「サディスト」
そんなマゾヒストの対義語はサディストになります。
サディストというのは人を傷つけることによって快楽を得るという意味であり、臨床分野においては新しい概念になります。
肉体的そして精神的に人を傷つけることに快楽を感じるという意味であり、例えばあの有名な「ゲームオブスローンズ」ではラムジー・ボルトンが特に恐ろしいサディストとして描かれていました。
女の子をペットのように扱う男性ばかりがサディストというわけでは無いのです。
2.【1分でわかる】超簡単なマゾサド診断をやってみよう!

自分は一体マゾヒストなのかサディストなのか、よくわからないと感じることもあるのではないでしょうか。
それならば、とっても簡単な診断をしてみると良いかもしれません。
ここでは、自分がマゾヒストなのかサディストなのか、調べるための診断を紹介します。
2-1. 自分がマゾかサドかを判断する方法
自分がマゾヒストなのかサディストなのか、調べる方法はやはりインターネットが1番だと言えるでしょう。
普段から自分の性格を考えてみると良いです。例えば自分は誰かから誰かの所有物として扱われると嬉しい、自分に決定権がなく、周りの人が全て決めてくれるとありがたい、などという場合はマゾヒストの可能性があります。
それに対し、自分も決定権を持ちたい、自分が誰かから所有物のように扱われるなんて絶対にありえない、と考えるのであればあなたはサディストなのかもしれません。
もちろん、叩かれて嬉しい、羞恥心を感じたら興奮する、などという場合はかなり極端ですが、それもマゾヒストになります。
しかし同じマゾヒストであったとしてもそこまで極端に感じる必要はありません。
2-2. 相手がマゾかサドかを判断する方法
実は簡単にマゾヒストかサディストなのか調べる方法があります。
インターネットでいろいろな診断をしてみても良いですが、このように診断してみてはいかがでしょうか。
確かに、もしも相手がそもそもマゾヒストなのかサディストなのか知りたいと思ったら、相手に知られないように調べたいと思うこともあるかもしれません。
2-2-1. 手をグーにして顎を乗せてもらい、目が合うか合わないかをチェック
もしも相手がマゾヒストなのかサディストなのか知りたいと思ったら、相手に手をグーにして前に出してもらうように頼みましょう。
そして、「顎をグーの上に置いてみて」と頼みます。
もしも相手が顎を手の上に乗せたとき、相手が自分と目を合わせている場合、相手はサディストということになります。
そして相手が自分と目を合わせてくれない場合はマゾヒストになります。
これはある種の心理テストですね。
ただし、実際には恥ずかしがったり恋人にやってもらえなかったなどという人も多いですので、相手が恥ずかしがり屋であったり、プライドが高かったりする場合は次の心理テストを試してみて下さい。
2-2-2. 爪を見せるように伝え、爪の見せ方をチェック
これも心理テストですが、相手に爪を見せてもらえるように頼みましょう。
相手が手の甲を上に爪を見せたら相手はサディストということになります。
もしも相手が手のひらを上にして爪を見せてきたらマゾヒストにもなります。
この心理テストであればこっそり相手の手に触ることもできますので、興味がある人はぜひ試してみてください。
2-2-3. 目を閉じて両手を握るように伝え、握り方をチェック
目を閉じたまま両手を握ってもらい、その握り方で相手がマゾヒストなのかサディストなのかチェックすることも可能です。
もしも相手がマゾヒストならば、相手は2つの手を合わせて握るでしょう。
もしも相手がサディストの場合、別々に手を握ります。
つまり両手を合わせて握るのではなく、左手は左手、右手は右手、手握っているのです。
3. 【男女別】マゾな男女の特徴まとめ
それならば、マゾヒストの男性や女性にはどのような特徴があるのでしょうか。
実は同じマゾヒストであったとしても女性と男性によって特徴が異なります。
もしも自分がマゾヒストだったら、あるいは自分のパートナーがマゾヒストだったら、一体何が特徴的なのでしょうか。
ここではマゾヒストな男性と女性の特徴をそれぞれ紹介していきます。
自分やパートナーに当てはまっているかどうか、ぜひ調べてみてください。
3-1.マゾな男性の5つの特徴
まず、ここではマゾヒストな男性の特徴を5つ紹介していきます。
少女漫画などでは男性は基本的にサディストとして描かれている傾向にありますので、マゾヒストは男性がどのようなものかよくわからないと感じることもあるのではないでしょうか。
マゾヒストな男性にはこのような特徴があります!
3-1-1. 甘えるのが大好き
マゾヒストな男性はなんといっても甘えるのが大好きです。
確かに、少女漫画で出てくるような男の子たちは甘えるのが大好き、というキャラクターでは無いかもしれません。
少女漫画ではどちらかというと女の子たちが甘えていき、男の子たちはそれを冷たくあしらう、というイメージがある人もいるのではないでしょうか。
しかし、マゾヒストな男性はそうではありません。
マゾヒストの男性は自分が甘えたいと思っている傾向にあり、甘えられたいとは思っていないのです。
もしもあなたのパートナーがよく甘えてくるということであれば、もしかしたらあなたのパートナーはマゾヒストかもしれません。
3-1-2.. 気を遣いすぎる
とても気を遣うということであれば、それはマゾヒストかもしれません。
その男性があなたに対してとても気を遣っている、周りに対してもとても気を遣っており、周りに対し何ができるか、気を害していないか、などという状態をとても気にしているということであれば、その人はマゾヒストの可能性があります。
マゾヒストはそもそも周りから精神的、あるいは身体的な負担をかけられて快感を感じるところがあり、周りのために何かするということをとても喜ぶ傾向にあります。
もしも周りに対し、必要以上に気をつかっているように感じたらその人はマゾヒストな可能性があります。
3-1-3.. 奉仕の精神が強い
周りに対して注意を払うということも同じですが、周りに対して奉仕の精神が強い、周りに対して助けてあげようという意識が強い、という場合はマゾヒストな可能性があると言えるでしょう。
例えば困っている人を見たら放っておけない、困っているお年寄りや障害を抱えた人を見たら絶対に声をかけてしまう、という人であれば、その人はマゾヒストな可能性があります。
確かに「それってただ優しいだけなんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、周りを助けようという意識が強い男性はマゾヒストの傾向が強いのです。
3-1-4.. ストレスを抱えている
あるいはストレスを抱えていることもあるかもしれません。
例えば、仕事もできない部下などがいていつもイライラしていると、仕事などで「いつも指示を出さなければいけない自分」などの姿に疲れてしまい、指示を出されてそれに従う自分に憧れるようになります。
確かに、指示を出さなければいけないとなると大変ですし、部下の仕事の責任を負わなければいけないとなるとなかなか辛いところがあります。
それによってストレスが溜まってしまうと、逆に自分が従えば良いという立場になることを望むようになり、マゾヒストになる傾向があります。
3-1-5.. 打たれ強い
マゾヒストな男性は打たれ強いという特徴があります。
確かに、サディストな男性は完璧主義が多く、ちょっとうまくいかないとすぐにへそを曲げてしまったり、悲観的になってしまったりする男性が多いのです。
逆にマゾヒストな男性は打たれ強く、ちょっとやそっとのことでは根を上げない傾向があります。
そういう意味では、女性からしてみるとマゾヒストの男性の方が魅力的、と感じることもあるかもしれませんね。
打たれ強い男性、周りから何を言われてもぐっとこらえられる男性はマゾヒストかもしれません。
3-2.マゾな女性の5つの特徴
その一方で、女性の場合は少々性格が異なります。
それならば、マゾヒストな女性にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここではマゾヒストの女性についてその特徴をいくつか紹介していきます。
3-2-1.優柔不断な性格
その女性が優柔不断な場合、マゾヒストかもしれません。
確かにマゾヒストな女性は自分で自分のことを決められず、どうしようか迷ってしまって周りから決めてもらわなければいけない、ということがあります。
自分で自分のことが決められない、周りの助言がないとどうして良いか分からない、という女性の場合はマゾヒストかもしれません。
3-2-2.内気な性格
内気な性格で自分のことがはっきり言えない人もマゾヒストの可能性があります。
そもそもサディストの女性の場合は自分ではっきりと自分のやりたいことを口に出しますが、マゾヒストの女性の場合はそうはいきません。
自分が何をしたいのかよくわかっていない、内気で自分のやりたいことをはっきりと言えない、どうしても強い意見に飲まれてしまう、などということであれば、マゾヒストかもしれませんね。
3-2-3.自分に自信を持てない
自分に自信を持てないというのもマゾヒストの女性の特徴です。
自分に自信が持てないからこそ、自分の意見をはっきりと口に出すことができず、周りからの評価を気にする傾向にあります。
逆に自分に自信が持てている女性の場合はマゾヒストではないと言えるでしょう。
自分の言いたいことがはっきりと言える、周りの意見に飲まれることがない、というのであればその人はマゾヒストではありません。
3-2-4.すぐに謝ってしまう
すぐに「ごめんなさい」と謝ってしまう女性はマゾヒストの可能性があります。
人によっては、自分が悪いわけではないにもかかわらずすぐに謝ってしまう、ということがあるのではないでしょうか。
これはまさにマゾヒストの女性の特徴だといえます。
サディストの女性が謝らないというわけではありませんが、マゾヒストの女性はたとえ自分が謝らなければならないタイミングではなかったとしても誤ってしまうことがあります。
3-2-5.自己主張できない
自己主張できない女性もマゾヒストかもしれません。
自分のことがはっきり言えない、自分は何がやりたいのか、何が欲しいのかはっきり言えない、という女性はまずサディストではありません。
何がしたいのかはっきり言えない場合、受け身の女性だと言えるでしょう。
4.マゾを攻略するための3つの必勝テクニック!
もしもあなたがマゾヒストの人を好きになってしまったら、いったいどうしたら良いのでしょうか。
マゾヒストの人を好きになってしまった場合、やはりその人が魅力を感じるようなやり方で近寄っていく必要があります。
もしもあなたがマゾヒストの人を好きになってしまい、自分もマゾヒストという場合はうまくいかない可能性もありますので、まずはマゾヒストの攻略法をチェックし、自分にそれができるかどうか考えてみてください。
4-1.じっと見つめてみる
マゾヒスト人を攻略したいと思ったら、じっと見つめてみることが大切です。
マゾヒストな人は見つめられるのに弱いので、その方法を逆に使ってみましょう。
それにより、マゾヒストの人にゾクゾクという感覚を与えることができます。
4-2.いじわるな口調でからかってみる
マゾヒストな人は被虐的な傾向にありますので、意地悪な口調でからかってみると良いでしょう。
とはいっても、意地悪には限度がありますのでやりすぎは良くありません。
からかう程度で良いですので、少し意地悪を言ってみましょう。
つまり優しくしすぎる必要はないし、常に優しく接しなければいけないというわけではない、ということです。
少し意地悪な口調でからかってみることで、その人の素顔が見える場合もあります。
4-3.時にはとことん優しくする
ときにはとことん優しくしましょう。
意地悪な口調でからかってばかりではいけません。
ツンデレという言葉がありますが、マゾヒストの人を攻略したいと思ったらたまには意地悪な口調でからかい、たまにはとても優しくする、とギャップをつけることが大切です。
いつも意地悪を言っている、いつもとても優しい、という状態ではその人に魅力を感じさせることができません。
5.「マゾ」と「サド」の相性は実はバラバラ!
先ほど、もしも自分がマゾヒストの場合は同じくマゾヒストの相手を攻略するのは難しいという話をしました。
実は、逆に相手がマゾヒストならば自分がサディストの場合、とても相性が良いと言えるのです。
付き合い始めたとしても、とても良い関係を築くことができるでしょう。
5-1.マゾとサドの相性はとても良い
はっきり言いましょう。
マゾヒストの人とサディストの人はとても相性が良いのです。
マゾヒストは精神的、あるいは肉体的な負担をかけられるのも喜び、サディストに人は逆に負担をかけることも喜びます。
身近な例で言えば、マゾヒストな人は周りに甘えたがる傾向があり、そして少し意地悪なことを言われるとゾクゾクしてしまう傾向にあります。
それに対し、サディストの人は甘えられるのも喜び、意地悪なことを言いたくなる傾向にありますので、この2人が一緒になるととても良いカップルになると言えるのです。
5-2.マゾ同士の相性は普通
さらに、マゾヒスト同士の相性はあまり良いとも言えず、悪いとも言えない、あくまでも普通の関係になります。
どちらも意地悪を言われたい、どちらも甘えたい、という性格をしていますので、甘えたいと思っている人が甘えられても不愉快にはなりませんが、逆に自分が甘えられないために不満を抱えてしまうこともあります。
お互いに意地悪を言われたいわけですからどちらも意地悪をいうこともなく、だから刺激がないままダラダラと関係を維持してしまうことがあります。
5-3.サド同士の相性はイマイチ
それに対し、実はサディスト同士の相性はいまいちだと言われています。
意地悪を言いたい2人が一緒になってしまったら、お互いに意地悪を言ってしまってお互いに不愉快になることがあります。
実はサディストは意地悪を言いたいけれど意地悪を言われるのはとても嫌がる傾向にあるのです。
そのため、お互いが激しくぶつかってしまい、その関係を維持できない可能性があります。
マゾヒスト同士の相性は良いとも悪いとも言えませんが、サディスト同士の相性はあまり良くないと言えるでしょう。
6.マゾと出会うならマッチングアプリを使うのがおすすめ!
もしも自分がサディストならば、ぜひマゾヒストの人と出会いたいですよね。
しかし周りを見てもサディストかマゾヒストか分からないということもあるでしょうし、サディストかマゾヒストかということで恋人を決めるわけにもいきません。
自分がサディストかマゾヒストかなんて洋服に書いてあるわけでもないですし、失敗したくない、と感じることもあるでしょう。
そのような人にはマッチングアプリがオススメなんです!
6-1.マッチングアプリがおすすめな2つの理由
マッチングアプリなんて出会い系と同じではないかと思う人もいるかもしれませんが、実はマッチングアプリは出会い系よりも断然安心で、最近は利用している人も多いのです。
確かにマッチングアプリによっては異性の友達を作りたい人が多いもの、そして恋人を作りたい人が多いもの、さらに結婚したいと考えている人が多いもの、など様々な違いがありますので、自分は何を求めているのかということによって使い分けたほうが良いといえます。
しかし、それでもマッチングアプリは比較的安心であり、利用している人が多いんですよ!
6-1-1.検索機能で手軽にマゾを見つけられる
マッチングアプリのメリットとしては、なんといっても検索機能を使って手軽にマゾヒストな人を探せるということです。
さらにマッチングアプリに登録しているという事はそれなりに出会いに関心があるという事ですから、「良い人に出会ったけれど既に彼氏がいた」「素敵な男性に出会ったら彼女と別れたばかりで恋愛に関心がなかった」などという時間の無駄が省けます。
簡単にマゾヒストの人が見つけられ、さらにその人も恋愛に関心がある、ということになりますので、最短距離で恋人を探せるのです。
6-1-2.実名を出さずに探せる
マッチングアプリの場合は実名を出さずに探せるというメリットがあります。
確かに結婚相談所などであれば独身証明書や収入証明書などを出さなければいけないことも多いですが、マッチングアプリであればそこまでかしこまった書類は必要ありません。
登録するときには実名が必要なこともありますが、ID等、実名ではないニックネームを使って利用できるものも多く、実名を出さなくても恋人が探せるというメリットがあります。
仮に知っている人に出会ったとしても、ニックネーム同士ですからわからないですよ!
7. まとめ
マゾヒストかサディストかという事は意外に重要なんです。
マゾヒスト同士のカップルやサディスト同士のカップルではマゾヒストとサディストのカップル以上にうまくいかない可能性もありますので、もしも恋人とうまくいかないと考えてみたらお互いマゾヒストなのかサディストなのか、考えてみると良いかもしれません。
また、それはあくまでも性的嗜好につながりますので、相手がマゾヒストだと思うならばマゾヒストが喜ぶようなアプローチをしてみると良いでしょう。
また、逆に相手がサディストならばサディストが喜ぶようなアプローチをすることで距離を縮めることが可能になります。
ぜひマッチングアプリも検討してみてくださいね!