「ビビビ婚」という表現を知っているでしょうか。
最近はあまり使われない言葉かもしれません。
例えば、松田聖子は1998年、ビビビ婚をしたとも言われています。
この時、松田聖子は長女が通院していた歯医者さんに勤務している歯科医とビビビ婚をしましたね。
それならば、ビビビ婚とは一体なんなのでしょうか。
また、失敗しない結婚をするために気をつけなければならない事はなんなのでしょうか。
ここではビビビ婚について紹介していきます。
この記事の目次
1.ビビビ婚とは?
まず、ビビビ婚とは一体なんなのでしょうか。
表現から何となく想像がつくという人もいるかもしれませんが、誰かと出会った時、「心の中でビビビという気持ちになった」「見た瞬間この人だと思った」などという時に使われます。
見た瞬間「この人だと思った」と感じた人と結婚する時、それはビビビ婚と言われます。
1−1.ビビビとくる結婚はどんな気持ち
とは言われても、ビビビ婚がどのような気持ちなのかよくわからないという人もいるかもしれません。
一言で言えば、一目惚れに近い感覚です。
その人を見た瞬間に「この人と結婚する」「この人しかいない」という強い気持ちを持ったら、もしもその人が結婚した場合にそれはビビビ婚だと言えるでしょう。
1−2.スピード婚とビビビ婚の違い
スピード婚という表現がありますが、これは必ずしもビビビ婚と同じではありません。
スピード感というのは知り合ってからあっという間に結婚することを指しており、例えばどれだけお互いのことを愛し合っていたとしても、出会った直後に結婚を決めたなどということであればそれはスピード婚になります。
逆に、お互いのことをそこまで愛していなかったとしても、時間をおかずに結婚すればそれはスピード婚です。
それに対してビビビ婚というのはあった瞬間に「この人と結婚する」と決めたものを指しており、知り合ってから結婚までどのくらいの時間が経ったかという事は関係ありません。
それがスピード婚とビビビ婚の違いです。
2.ビビビ婚をする前に!確認しないと必ず離婚率が上がる7つのポイント
ビビビ婚に憧れる人もいるかもしれませんね。
出会った時に「この人と結婚する」と決めるわけですから、そんな出会いはなんだか素敵だと思う人もいるかもしれません。
その一方で、実はビビビ婚は気をつけなければならないことがあります。
いくら一目惚れをしたからといって、よく知らない相手と必ずしも結婚生活がうまくいくとは限りません。
ここでは知っておくべき7つのポイントを紹介します。
2−1.金銭感覚
ビビビ婚をする前に、金銭感覚をチェックしておきましょう。
どれだけ一目惚れした相手であったとしても、一目惚れで相手の金銭感覚は分かりません。
しかし、結婚するときにはお互いに同じ金銭感覚を持っていなければ、お互いに辛くなってしまう可能性があります。
どちらかが浪費家でどちらかが節約家などという夫婦では、うまくいかない可能性があります。
そのため、結婚を決める前に金銭感覚が合っているかどうかチェックしましょう。
2−2.職歴・離婚歴
一目惚れも結構ですが、その人がどのような職歴を持っているのか、そして離婚歴は無いかどうかチェックしておくことも大切です。
どれだけ素敵な人であったとしても、その人が仕事をしていない、プータローのような生活をしている、などということであれば困りますよね。
最近は共働きが当たり前になりつつありますが、だからといって男性に収入がなくても良いというわけではありません。
また、離婚歴がある場合は抵抗があるという人もいるのではないでしょうか。
特に離婚した奥さんとの間に子供がいた場合、遺産相続にも支障が出てくる可能性がありますのでしっかりとチェックしておきましょう。
2−3.相手の将来設計が合うか
お互いに将来設計がマッチしているかどうかということも大切です。
例えば、あなたがもしも「地元から出たくない」「ずっとこの地元で生活したい」と思っているのであれば、相手にも似たような将来設計を求めたいのではないでしょうか。
あなたは地元にいたいと思っているのに、彼が外資系の企業などに勤めていて海外転勤をする可能性があるなどということであれば、お互いの将来設計がうまくいかなくなってしまいます。
お互いの考えが合うかどうか、しっかり確認しておかなければいけません。
2−4.3大欲求のバランスが合うか
大欲求のバランスが合うかどうかチェックすることも大切です。
お互いに同じことに関心を持っている、同じことを楽しめる、というのは大切です。
どちらかは外食が好きだけれども片方は自炊が好きで外食などしたくない、などということであれば、生活がうまくいかなくなってしまいます。
2−5.両親に会わせられるか
その人を両親に会わせられるかでも考えなければいけません。
自分はどれだけその人のことが好きだったとしても、両親が見たときに絶対に嫌がりそうだなどという人であれば、結婚を躊躇してしまうかもしれませんね。
もちろん、たとえ両親に反対されても結婚したいということもあるかもしれませんが、両親に紹介できるかどうかという事は非常に重要です。
両親に紹介できる、自分で説得しようと思える、という人を捕まえたいものです。
2−6.他人に対しての態度
その人が他人に対してどのような態度を取るのかチェックしておくことも大切です。
例えばレストランに行った時、その人はウエイターやウェイトレスに対して適切な態度をとっているでしょうか。
レストランなどでウェイターたちに見下したような態度を取る人では、結婚生活もうまくいかない可能性があります。
周りの人に対してどのような性格なのか、困った人がいた時にさっと手を差し伸べられる人なのか、ぜひ知っておきたいですよね。
2−7.酒・ギャンブル・女癖
どれだけ素敵な人であったとしても、お酒やギャンブル、女癖が悪いということであれば結婚は躊躇するべきです。
お酒を少したしなむ程度であれば良いですが、中毒になるほど飲み過ぎる、ギャンブルに手を出して借金がある、などということでは結婚生活は不安です。
女癖が悪くて、過去離婚歴がある、などということでは、二の舞になる可能性もあります。
3.ラブラブのまま結婚!ビビビ婚をするメリット3選
ビビビ婚のメリットとは一体なんなのでしょうか。
相手がどのような人であったとしても、自分がこの人だと決めた人とは結婚したいと思うかもしれません。
そのような結婚のメリットを紹介していきます。
3−1.相手の嫌な面を知らない
相手の嫌な面を知らずに結婚するということはビビビ婚のメリットかもしれません。
相手の嫌なところも理解した上で結婚するというのが望ましいですが、実際には相手の嫌なところを知らない方が幸せだと考える人もいます。
もちろん結婚してから気づくことになる可能性も否めません。
3−2.結婚後も初々しい気持ちを忘れない
見たときに「絶対この人と結婚する」と決めた人と結婚するわけですから、何か嫌なことがあっても初々しい気持ちを忘れないでいることができます。
「自分はこの人と結婚したいと思った」と考え直すことで、嫌なことも乗り越えられるかもしれません。
3−3.マンネリ化しにくい
ビビビ婚はいつも初々しい気持ちを忘れないため、マンネリ化しにくいとも言われています。
結婚した後も恋人であるかのような付き合いができるかもしれませんね。
4.思ってた人と違う…!ビビビ婚をする3つのデメリット
しかしそんな結構にはもちろんデメリットもあります。
ここでは、ビビビ婚のデメリットを紹介します。
4−1.価値観や性格の不一致が起こる
相手に一目惚れして結婚するわけですから、結婚してみたら価値観や性格に不一致が生じた、ということもあるでしょう。
お互いの性格を好きになって結婚したなどというわけではないため、どうしても価値観や性格の不一致で離婚に至るケースもあります。
4−2.法的な縛りにより別れるのが難しい
一目惚れの場合、いざ結婚すると「思っていたのとは違う」ということが生じるかもしれません。
性格や価値観の違いから、「こんなはずではなかった」ということもあるでしょう。
しかし、いざ結婚してしまうと法的に縛られてしまい簡単に別れられなくなってしまうというデメリットもあります。
4−3.離婚率が高くなる
一目惚れの結婚は離婚率が高いと思言われています。
相手の性格などを把握せずに結婚しているため、どうしても離婚するカップルが多いのです。
5.ビビビ婚をする前に慎重に相手を見つめ直そう!
ビビビ婚をしたいと感じたら、ぜひその人の性格や価値観をしっかりと見つめ直しましょう。
一目惚れであったとしても、一目惚れだけで結婚生活はうまくいきません。
考え方が合うかどうか、性格が合うかどうか、しっかりと調べておく必要があります。