「好きな色で自分の性格を知れるの?」とお考えですね。
選んだ色で現在の精神状態や性格を把握することができます。
さらに、色を活用することで能力をコントロールすることも可能です。
今回は、好きな色が示すあなたの性格から色が持つパワーについて解説します。
色が持つ意味を知って、色彩を使いこなしましょう。
この記事の目次
1.好きな色で性格診断しよう

好きな色について調べると、その人が持つ特性や精神状態を知ることができます。
選ぶときに、いつもの好きな色よりも気になってしまう色がある時は、気になる色の診断を参考にしましょう。
診断するのは13色です。
それぞれ見ていきましょう。
診断1.赤を選んだ人
赤を選んだ人は外交的で積極性が高く、精力旺盛で衝動的な人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 体力
- 生命力
赤はエネルギッシュな色なので、リーダーになる人や主導権を握りたい人に好まれます。
体育会系の部署や飛込営業など根性が必要な状況になると、能力が発揮できるでしょう。
しかし、感情の起伏が激しく周りの人たちは振り回されがちです。
良くも悪くも思ったことをストレートに口に出すタイプなので、周囲からは幼いと評されることもあります。
診断2.青を選んだ人

青を選んだ人は、誠実で真面目な人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 冷静
- 分析
物事を逆算して計画的に物事を進めたがる人は、青を好むと言われています。
そのため、仕事では交渉が必要な立場になると能力を発揮するでしょう。
また、俯瞰して物事を見ることができるので分析が必要なコンサルタントなどの仕事が向いています。
一方で、周囲からは淡々としていて近づきづらいという印象を持たれています。
感情的に動いてしまうことを良しとしないので、人間味を感じられないことが原因のようです。
診断3.緑を選んだ人
緑を選んだ人は、結婚すると家庭的になる人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 調和
- 平和
緑は、家庭的で平和主義者が好むと言われています。
また、規律を守りコツコツ仕事をする人が多いので、営業事務など地道な作業の仕事が向いているでしょう。
人とぶつかることを恐れるので、仕事場では雑用を押し付けられてしまうかもしれません。
平和主義で穏やかな一方で、心の底では人を信用しきっていないところがあります。
冷静な面も持ち合わせているので、一歩引いて相手のことを観察してしまうようです。
診断4.黄を選んだ人

黄色を選んだ人は、個性的で自分に自信がある・ポジティブな人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- ポジティブ
- 目立つ
黄色は、陽気で目立ちたがり屋が好む色だと言われています。
そのため、人の視線を受けるタレントのような仕事をすると輝けるでしょう。
サラリーマンの場合は会議の時には司会をするなど、目立つポジションを率先して引き受けるのがおすすめです。
一方で、黄色を好む人は深層心理で「いつまでも子供のままでいたい」という願望があります。
周囲からは「年齢の割に落ち着きがない」という評価をされるかもしれません。
診断5.オレンジを選んだ人
オレンジを選んだ人は、太陽のように温和な性格で、周りの人を活気づける人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 太陽
- 華やか
人懐っこくお調子者が、オレンジを好みます。
イベントが大好きで周囲の人を引っ張っていくタイプなので、人望があります。
オレンジが好きな人は、人と関わるのが好きなので接客業が向いているでしょう。
しかし、楽しいことばかりに意識が向いてしまい、おっちょこちょいな一面があります。
そのため、オレンジが好きな人のことを「気まぐれで浅はかだ」と感じる人もいるかもしれません。
診断6.茶を選んだ人
茶色を選んだ人は、縁の下の力持ちタイプでお金を貯めこむ人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 堅実
- 温もり
変化を好まず安定志向な人が、茶色を好みます。
保守的な人が多いので、金融系の堅い仕事が向いているでしょう。
一度仲良くなれば長く関係を続けることができますが、仲良くなるまでに時間がかかるのが難点です。
また、声が大きい人やチャラい人を見ただけで嫌う傾向があります。
そのため、周囲からは「気難しい人」と思われているかもしれません。
診断7.紫を選んだ人

紫を選んだ人は、性格の振り幅が大きい人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 高貴
- 妖艶
二面性がある色なので多面的に物事を捉えられる人が、紫を好みます。
センスを必要とする文筆家や芸術関係の仕事が向いているでしょう。
また、繊細な一面があるので、紫が好きな人は集団行動を好みません。
さらに、自分の心の内を話さないので、周囲からは「捉えどころのない人」と思われている可能性があります。
診断8.ピンクを選んだ人
ピンクを選んだ人は、愛情深く柔和な人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 愛情
- 女性らしさ
世話好きで細やかな気配りができる人がピンクを好みます
仕事は、気遣いを必要とする保育士や看護師などの福祉系が向いているでしょう。
ピンクが好きな人は愛情深い反面、それ以上に特別扱いして欲しいという深層心理があります。
そのため、周囲からは「かまってちゃん」と思われているかもしれません。
診断9.グレーを選んだ人
グレーを選んだ人は、バランス感覚が優れており集団の中で調整役となる人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 都会
- 知性
控えめながらも洗練されたセンスの人が、グレーを好みます。
グレーが好きな人は視野が広く真面目なので、公務員や秘書などが向いています。
周囲の期待に応えようとするので、望まなくても結果的にワーカホリックになる人が多いでしょう。
グレーが好きな人は都会的なセンスがあるものの、目立つことを嫌います。
そのため、周りからは「凡庸な人」という不名誉な評価をされることがあります。
診断10.白を選んだ人

白を選んだ人は、ストイックなものの、純粋無垢な一面を持ち合わせた人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 無垢
- 完璧な未来
完璧主義者や上昇志向が強い人が白を好みます。
歪んだことを嫌う傾向があるので、検事や裁判官など正義を仕事にするのが向いているでしょう。
さらに、純粋ゆえに目標に一直線な人が多いです。
激務な職業でもしっかり結果を出すことができるでしょう。
白が好きな人は隙がないタイプが多く、周囲からは「厳しい人」と思われています。
診断11.黒を選んだ人
黒を選んだ人は、カリスマ的な存在感のある人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 染まらない
- 闇
冷静沈着で我を通すタイプの人が黒を好みます。
独立心があり、内に秘めた情熱を持っているので、社長や教授など自分がトップになれる仕事が向いるでしょう。
自分が信じた道を突き進む人が多く、成功しやすいと言われています。
しかし、黒は闇をイメージさせることもあります。
実際、黒が好きな人は闇を抱えている人が多いです。
熱狂的な信者を抱える一方で、そうでない周囲からは「近づきづらい」と思われています。
診断12.ゴールドを選んだ人

ゴールドを選んだ人は、野心がある人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 富
- 1番
権力とお金を得ることに努力を惜しまない人がゴールドを好みます。
人の価値観を否定せずに受け入れるタイプが多く、野心をむき出しにしても嫌われません。
自分が気付かないうちに周囲のモチベーションを上げてしまうので、経営者や人を指導する仕事が向います。
人に恵まれ、権力もそれなりに手にしやすいゆえに、傲慢になってしまう人もいるので注意が必要です。
「豪快で良い人だけど、強引な人だな」と思われる可能性があります。
診断13.シルバーを選んだ人
シルバーを選んだ人は、表に出さないだけで自信のある人が多いです。
連想されるイメージはこのようになります。
- 上品
- シャープ
目立つのは嫌がりますが、トップ層に居たいと思っている人がシルバーを好みます。
全体的に能力が高く洞察力が優れているので、どのような職種でも認められる立場に上り詰めるでしょう。
しかし、能力が高すぎるゆえに皮肉屋な一面があるので、周囲のアドバイスは聞き入れないことがあります。
周りからは「孤高の存在」として一歩引いて見られているかもしれません。
ここまで13色の性格診断を見てきました。
しかし、「どうして色で性格が分かるの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
次の章で、好きな色で性格が分かる理由を確認しましょう。
2.好きな色で性格が分かる理由

なぜ好きな色で大まかな性格が分かるのか、不思議ですよね。
色がもたらす働きは、多くの分野で研究テーマになっています。
近年では、色彩心理学という言葉も登場しました。
しかし、多くの研究や実験がされているものの科学的に解明されていない要素があり、ひとつの学問として構築されていません。
そのため、色彩心理学は正式な学問になっていませんが、色が人間に与える影響を科学的に証明している事柄はあります。
次の章では、色が人間に与える影響を見ていきましょう。
3.人の能力は好きな色から影響を受けている

人間の能力は、色の影響を受けていることが分かっています。
色が持つ働きを知って、能力を最大限に発揮しましょう。
影響を与える色の働きは3つです。
- 身体の働きは色で変わる
- 食欲は色次第で変わる
- 学力は色で変化する
それぞれ確認しましょう。
色の影響1.身体の動きは色で変わる
特定の色を身体にまとったり視界に入れることで、身体の働きが変わります。
例えば、パワーチャージして元気になりたいなら赤色が有効です。
赤には、交感神経系に刺激を与える働きがあります。
そのため、血圧を上げて興奮させる力があるのです。
反対に、癒されたい・落ち着きたい場合は青色が有効です。
青には、精神を安定させて血圧降下させる作用があります。
最近、駅や路地で青色の街灯が増えてきているのは、精神を落ち着かせて衝動的な犯罪を抑制することが分かっているからです。
また、ストレスで辛いときは青いモノを意識的に取り入れましょう。
青は呼吸数が安定したり筋肉の弛緩をもたらすと言われているので、リラックスすることができます。
色の影響2.食欲は色次第で変わる

色のパワーを利用すれば、コントロールしづらい食欲を調整することができます。
ダイエットや好きな人に手料理を振舞う際に、色のパワーを活用しましょう。
暖色系は食欲増進させる色なので、手料理を振舞う時に意識的に取り入れると美味しく感じます。
なぜなら、暖色の食材は自然界でも美味しいものが多く、本能的にポジティブイメージがあるからです。
一方で、寒色系は食欲減退させます。
自然界に寒色の食材はないので、本能的に危険なものとみなしているのです。
そのため、料理に青の着色をすると食べる量を減らせます。
ちなみに、食欲減退させる青色の食器が多い理由は、補色の関係で暖色系の食材を際立たせる効果があるからです。
手料理を振舞う際には、食器の色も考えましょう。
色の影響3.学力は色で変化する
学力も色の影響に左右されるので、注意が必要です。
興奮作用がある赤は、試験中に視界に入ると落ち着かなくなるため良い結果を得にくいことが分かっています。
試験で良い結果を出したいなら、気持ちを落ち着かせる効果がある青・緑がおすすめです。
青や緑を視界に入れることによって、緊張を抑えることができるので落ち着いて問題を解くことができます。
絶対に外せない試験があるときは、洋服や筆箱を青や緑にして色のパワーを借りましょう。
また、勉強していてもイマイチ身に入らないという時は、黄色のアイテムを取り入れると気分が上がります。
やる気が出ない時は黄色の明るいパワーを視界に入れて、気合を入れましょう。
自分の精神状態によって、取り入れる色を決めると効率良く勉強できます。
まとめ
あなたが選んだ色からその時の精神状態や性格が分かります。
今の自分はどんな風に思われているのか気になるときは、参考にしましょう。
色には共通の認識があるので、理想の人物像がある場合には理想に近い色を取り入れるのもおすすめです。
また、色の力で人間の能力が変化することも判明しています。
色のイメージや力を使いこなして、理想の自分になりましょう。